かなやま湖にて不完全燃焼

nomu

2009年06月12日 20:50

かなやま湖は、キャンプ場から見て左右に細長いダム湖です。

細長いので対岸は以外と近いし、キャンプ場に到着するまでの道程でも
「この辺まで漕いで来たら、結構面白そ~!」と思う場所があったり
鉄橋があったり・・・上陸できるポイントもあったり

今回のキャンプでは、この細長い湖を制覇するつもりだったのですが・・・






設営が終わり、再会を祝しての乾杯も終わり
雨が降り始めない内にとりあえず乗っとかないと~! と、急いで組み立て



まずはこの、湖の左側を攻めてみる事に・・・

漕ぎ出してみると、水は以外とキレイ・・・ワタシはもっと濁った水を想像してたので
少し驚きました。



少し進むと、キャンプ場のステージ裏が見えてきます。

この時点では波も風もなく、とても穏やか・・・雲が立ち込めた山も神秘的


さらに進むと、キャンプ場横にある駐車公園に出ました。

水が抜けると、この辺りはまだ公園なんでしょうね・・手すりのような物が
水の中から半分顔を出してます
小さくて見えにくいかも・・ですが、水が多い時は真ん中にあるバスケットゴールも
水没してしまうようです。
「満水」と言っても、ちょっと少なめなのかな・・・。


この時点でも、まだ穏やか・・・



「よぉ~し、この先にある橋の辺りまで行ってみよう!」


途中カヌーとすれ違い、挨拶を交わした時
「この先の岬の辺りからは風が強いですよ~」と、アドバイスを頂きましたが

フッフッフッ、風? なぁ~に、私達はあの強風高波の「大沼」でデビューしたんだから
恐れる事はないさっ!

と、不敵な笑みを浮かべつつ進んで行くと・・・岬まで来ると、急に風が
あの人が言ってたのは本当だったなぁ・・・でも! まだ大丈夫

更に進むと、湖面の様子がちょっと変わってきました・・
おぉ~~、波だよ波!

大沼程ではありませんが、それなり(どれなり??)の波風

ココまで来る道中、ワタシは何度も後を振り返り
「ゴンベさん達は来た?」「ゴンベさん達はまだ?」「ゴンベさん達は遅いねぇ・・」
と言い続けていたのですが、とうのゴンベさん達はこの頃組み立ての真っ最中
キャンプ場からも随分(ホントは少し)離れてしまったし、なんだか心細くなり・・・

「もう帰ろうか・・」

帰りは追風だし楽だろう・・・と思っていたら大間違い!
水のうねりに翻弄され、お得意のグニャグニャ走法
ちょっとでも漕ぐのを休むと、あっという間に舟は180度方向転換 ヒェ~~


やっと帰り着いた私達と入れ違いに、ゴンベさんご夫妻が出発です


どうやら、対岸を目指す様子・・・


お二人を見送った私達は、突然睡魔に襲われてバタンキュ~~

目覚めた時には、もう雨が降り出してました


当初の予定では、夕方もう一度乗り対岸を攻めて、朝早起きして
今度は湖の右側を攻めるハズだったのに・・・・
結局、雨の為実現はできませんでした




山に囲まれた湖には当然風の通り道があるし、水には流れがあります。
それに翻弄されるのも「楽しい」と感じられる位に上達したいなぁ・・・
その為にも、もっとたくさん乗りたかったんだけどなぁ・・・


キャンプ場から帰る時、管理人さんに挨拶をしたら
「また是非いらしてください!」と、言われました。


えぇ! また来ますとも! だって、このままでは不完全燃焼ですもの~~






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