講習会と川下り(?)

nomu

2009年09月28日 23:12

「秀岳荘」でカヤックを購入すると、後日講習会のチケットが送られてきます。
送られてくるのは1名分ですが(当然オーナーであるカレの分)
カレは当初、参加は・・・・しないかも・・・と思ってました。
開催が日曜日で午後まで掛かり、水に浸かったその疲れた体で旭川まで帰るのは
キツイし・・・・
何よりも、カレは・・・・・・・・・・・泳げません






しかし、お友達のゴンベ家・husky家は既に8月開催分で参加を表明し
実際私達も、近々川へ行ってみたい気持ちもあり、そうなるとやっぱりキチンと
教わっておいた方が身の為(笑)ではないかと思い始め・・・
月曜日に休みの取れた9月にやっと参加、の運びとなりました・・・ふぅ~ヤレヤレ


で、その講習会

こんな暗雲たち込める荒波の中での開催
参加者は、カレともうお一方の2名。
先生はいつもショップでお世話になってるTさん。
「2名なので、午前中で終わるかもしれません」なんて仰ってたのですが
午前中の講義(状況判断などなど)で、話が逸れては戻り、また逸れて逸れては戻り・・
のうちに、予定通りの時間に

「保険の関係で実地はお一人だけですが、それ以外は一緒に参加してくださいね」と
講義や基本的な漕ぎ方・スローイングバッグの使い方などはワタシも参加しました
今まで自己流でやってた事が、正しかったり間違っていたり・・・
二人とも首が折れるほど頷きまくり


午前の最後に、漕ぎ方の練習で一旦湖に出ます。
ご一緒だった方の艇は、なんとウチと全く同じオレンジのアリュートでした

お昼は自分たちのテントで
 
これから濡れて冷えるだろうから、芯から温まる「辛ラーメン」(いつか使いたかったこのギャグ)

昼からはいよいよ、セルフレスキューの練習です。
が・・・ここからはろくな写真がありません・・・カレの無事を祈るワタシは
首から双眼鏡とカメラをぶら下げ、手に汗握ったり叫んだり(ウソ)・・・
一応撮れた写真は
 
こんなカンジ・・・全く分からん・・
自分から湖に飛び込んで、ひっくり返った艇を元に戻し一人で乗り込むという筋書きでしたが
結果は台本通りにはいかず・・・Tさんのヘルプのもとやっと生還という結果に終わりました

この間も

お友達の舟が常に周りで見守ってくれ、カレだけでなくワタシも心強かったです
ありがと~~


さて、そんな講習会の翌日は・・・

まるでご褒美のような晴天

もうここからは、言葉は要らないでしょう・・・どうぞ支笏湖ブルーをご覧下さい








途中、先に出発されていたバロン家と、湖上でご対面

                               *一応お顔は隠させて頂きました

この湖上での出会いをバロンパパさんが写すと・・・

こ~んなにステキなシーンになります やっぱ写真はセンスですねぇ・・

この後、バロンパパさんが「千歳川の流れ出しの部分がすごく綺麗でしたよ」と
教えてくださり、そういえばTさんも講習会のとき一度行くといいと仰ってたし
我家も挑戦です

キャンプ場から右手にず~~~っと漕いで行くと、温泉街に到着

その右に赤い橋が・・・これが千歳川の始まり
 
橋をくぐって、さあ、いよいよ川ですよ~


そこは驚くほどゆっくりとした流れ・・・パドルは上げたまま流れに任せます。




当たり前の事ですが、ここには支笏湖と同じ水が流れているわけで、本当に美しい川面
二人とも、初めての川に溜息しか出ません


しばらく行くと堰があって行き止まり、その手前で引き返します。
帰りは川を遡る訳ですが、ここはちょっと流れのある湖で漕いでる程度・・・
楽に戻ってくることが出来ました。

距離にすると1キロ位、「川下り」というにはあまりにも短い時間でしたが
初体験の「川」に、二人ともかなりテンションが上がりました

赤い橋の手前でちょっと上陸(お約束・笑)

然別湖に引き続き、温泉街に突如として現れた異様ないでたちの二人・・・
トイレの後、キャンプ場へと戻ります。

サイトが見えたあたりから、急に波が高くなりちょっと苦労しましたが
講習会で教わった漕ぎ方だと、長い距離を漕いでいても全然疲れない
この講習会に参加しなければ、あり得なかった「出会い」や「新しい体験」ができ
無料の講習会で、思わぬ収穫のたくさんあった思い出深いカヤックキャンプになりました


オマケ

その1.補修したカヤックの穴、広げる時ドキドキでしたが
     
     シッカリ塞がっていて、一安心

その2.バロンパパさんが「ママはワンコを抱いてるので、基本的には漕ぎません」
     なんて仰ってたんですが・・・おやっ! アレはっ?!
     
     荒波の中を一人漕ぎ出していく後姿・・・頼もしい~~
     是非、我が女子部の「名誉部員」になって頂きたい








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