二人でキャンプ！

本日より、ワタシは変わります。
そう言いたくなる様な出来事がありました。

ワタシは毎朝、職場まで１１キロほどを車で通勤しています
市街地を抜けて、周りは田んぼと畑しかないような田舎道を走ります。
今朝はその田舎道が、とんでもなく悪路でした。
雪が積もっては融けて、そして冷え込んで・・
氷のそろばん道路、ワダチは深く路面はすべてツルッツルのピッカピカ
走っているのか滑っているのかわからないような状態です

ウチから半分ほど来た所で、悲劇は起きました。
そのツルツルのワダチから、何故か突然変なふうに飛び出してしまったのです！
ワダチが深いときは、四駆の車はかえってタチが悪い
今までも長い運転歴の中で、冬道でハンドルを取られた事はありますが
逆ハンきったりしてなんとか立て直す事ができてました。
しかし今朝は・・・全くハンドルが効かない！！
ツルツルクルクル回りながら、しばらくの距離を滑り続け

あ～～っあ～～っ　ああ～れ～～～っ！

ガスッ　ボスッ　ザクッ！！

見事に道路脇の雪山に頭から突っ込み、突き刺さりました・・・

一瞬頭が真っ白になりましたが、ワタシ自身どこもブッてないし
エンジンも普通に掛かっている・・・ホッ
幸い入っている損保に、無料のロードサービスが付いていたので
すぐに手配の電話をして待っていると
通りかかった車がわざわざ止まってくれて、ヤンキー風のお兄さん（！）が
「だ、大丈夫ですか～？」と、見に来てくれました　ありがとう、お兄さん！
そしてまた少しすると、灯油の配送のトラックが止まってくれて
「大丈夫かい？　ここまで来る間にも２台落ちてたよ～」と、おじさんが来てくれました
そしてそのおじさんと話している間に、今度はランクルに乗ったお兄さんが止まってくれて
「僕の車で引っ張ってあげる」と・・
灯油のおじさんが通る車を誘導してくれて、お兄さんはランクルで引っ張ってくれました

しかし、なんせ路面はツルツル・・・ワタシの車が動かないのに
あの！ランクルが滑るんです！
そうこうしていると、今度は電設屋さんの建柱車（ブーム付きのトラック）が
止まってくれて、「コレでやるかい？」と・・・
だんだん大掛かりになってくるし、雪まで降ってくるし

皆さんがいろいろ頑張ってくれたのですが、ダメでした
「ロードサービスが、もう向かってると思うので・・」と言うと
皆さんが「すいません・・力になれなくて」と仰います。
すいませんだなんて、とんでもない！
こんなドンくさいワタシの為に・・・ううっ、ありがとうございます～

ほどなくしてロードサービスのレッカー車も到着し、無事脱出できました。
ワタシの車が助けられてる間に、むこうの方やあっちの方で次々と車が落ち、刺さり、
次々と救出されていました
職場の駐車場に着いてから、決死の覚悟で車の前方を見てみると
ああ・・無傷だ　うううっ、良かった
幸い対向車がいなく誰も傷つけず、周りの物も何も壊さず
ワタシも車も無事だったなんて・・・

動揺していて、皆さんのお名前も聞けず、改めてお礼を言う事もできません。
仕事に向かう途中や、仕事中にも関わらず止まって下さって、ありがとうございました！
それに、通勤時間帯で急いでる時に道路を塞いでしまったりして、ごめんなさい！

今までワタシは、「高橋レーシングじゃ～」と言いながら
雪煙を上げてかっ飛ばしたりしていましが（＾＾；
今日受けた親切に報いる為に
これからは、お行儀良く（？）安全運転をする！と決めました。
CHANGEです！


ワタシがこんなに真摯な気持ちでいるのに、カレは
「おっ、今朝の事ブログに書いてんの？なんだ、それなら刺さってるとこ写真に撮っておけば
良かったのに！」ですと